デング熱の予防と対策で予防接種は東京である？虫除けなら？

デング熱を心配するジメジメとした時期になっていますね。

これからもっと蚊が増えていきますし、
刺されるたびに嫌な感じです。

初期症状であっても高熱という激しい伝染病だけに
自分だけではなくて、子供や赤ちゃんがいると
家にいても気が気ではないです。

予防や対策を今からしておきたですが
予防接種は東京なら受けられるんでしょうか？

虫除けでどんな対策ができるか確認してみましょう。

デング熱の予防と対策でできることは？

自分の住んでいる家の周囲で
蚊が繁殖しやすい場所に注意することができます。

蚊が繁殖しやすい環境は、流れのない水が貯まる場所なんです。

しかも蒸発しにくい日陰の場所の水のたまった場所に蚊は産卵します。

蚊の種類にもよりますが、
一匹の蚊につき１回に約５０～１００くらい卵を産みます。

約１週間ほどでボウフラ(幼虫)になります。

それをイメージするだけでぞっとしますね。

その「うわ～ゾワッとする、気持ち悪い！」という感覚は
デング熱の予防と対策には欠かせません。

その気持があると、周囲の状況にいつも気を配れるからです。

では、その感覚を持ったまま
水の溜まっている物や水が溜まりそうな物の撤去から始めましょう。

例えば、放置タイヤはありませんか？
タイヤの中には雨水が溜まり蒸発しにくいので蚊の産卵場所になります。

雨樋（あまどい）、植木鉢の受け皿、プラスチック容器、
缶や樽や洗面器などはないかチェックしていきます。

子供の水遊びやおままごと道具もチェックしていきます。
出しっぱなしにせず、ケースにしまう習慣をつけましょう。

玄関周りやお庭だけではなく、ベランダもチエックしましょう。

とにかく、水が溜まるところには蚊が卵を産み
１週間ほどでウヨウヨとボウフラが湧いていきます。

目には見えなくても蚊の卵が水の中にあると考えるだけで
すぐに行動したくなりますね。

デング熱の予防接種は東京で受けられるの？

2014年は東京でデング熱の感染の危険があり
家族みんなで予防接種があるなら受けたいと思った人も多いでしょう。

東京や大阪などは
あらゆる予防接種を受けられる場所ではあるのですが、
残念ながらデング熱の予防接種を受けることはできません。

デング熱には世界的にも予防薬や特効薬がなく、
有効なワクチンというものがないんです。

海外旅行者であってもデング熱に関しては危険と隣り合わせの
覚悟が必要な感染症なんです。

それで、予防接種という方法での予防はできないため
日本でもデング熱の予防や対策には、
周囲の環境で蚊の繁殖を防いだり
虫除け対策をしたりするしかないのが現状です。

デング熱の予防で虫除けなら？

蚊による感染症でデング熱やマラリアが多い国をお手本にすると虫除けのヒントとなりますね。

例えば、タイやマレーシアなどでは蚊帳で対策しています。

自分と子供や赤ちゃんの布団ベッドも天井から蚊帳を吊るし覆います。

寝ているときは特に無防備ですので、
蚊帳があるだけで安心ですし、実際に蚊の危険から守られます。

蚊は、かんきつ類に含まれるシトロネラの香りが嫌いなので
布団やベッドのそばにレモンを置いておく事も虫除けになります。

体を清潔に保つようにすることも虫除けとなります。

汗をかくと蚊が寄ってきやすいですし、
足の臭い成分のイソ吉草酸を好みます。

汗をこまめに拭くことや足もよく洗うようにします。

赤ちゃんは汗かきなので、
汗を拭いて体を清潔に保つように気をつけましょう。

黒い服には蚊が寄ってきやすいので、
白い服を着るようにしましょう。

夏は暑いので肌の露出する服が多くなりがちですが、
肌が出ていればそれだけ、
蚊に刺せる場所を提供してしまうことになりますね。

長そで、長ズボン、ロングスカートなど
肌が出ない服装にします。

熱中症にも気をつけなければならないので、
通気性のよい素材で肌の露出の少ない服装選びがオススメです。

まとめ

蚊は水の溜まるところで産卵しボウフラとなり
繁殖していきます。

家の周りにある水が溜まりやすい物をチェックして
すぐに撤去しておきましょう。

デング熱には予防接種はないので、
虫除けや環境に気をつけて対策することが必須です。

蚊帳や肌の露出が少ない服装での予防と対策がオススメです。