デング熱の症状初期に気づくには？発疹なら治療は？

日本でも夏にはデング熱が流行する危険が出ていますね。

2014年の東京では代々木公園は閉鎖して対処するほど
身近な問題となりました。

知識がなく不安もあります。

2015年には真夏日が早く観測されている事もあって
赤ちゃんや子供を含め大人がデング熱の症状を理解して
対策をしておきたいですね。

今回は、デング熱の初期症状や発疹と治療について
確認してみましょう。

デング熱の症状初期には？

デング熱を甘く見ることは決してできません。

一般的に風邪や病気の初期症状はゆるやかに出てきますが、
デング熱の場合、初期症状に激しさがあります。

突然の高熱で発症して、頭痛や目の痛みが出ます。
顔面紅潮や結膜充血を伴い、発熱は２～７日間持続します。

熱については、医学用語では二峰性（にほうせい）と言われる症状ですが、
一度高まり、治まりかけて再度また高まるという傾向があります。

厚生労働省によりますと、
この初期症状の後で全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感を感じるとのことです。

デング熱の症状で発疹なら？

初期症状の高熱や痛みに加えて発症後３～４日後に発疹が出てきます。

順番としては、胸部や体幹から始まる発疹が出て
四肢、顔面に広がります。

発疹の症状は１週間程度で回復します。

ごくまれな症状として、
発熱２～７日後に血漿漏出に伴うショックと出血傾向が出ます。

初期症状から様々な症状が複合的に出ていて
自覚症状がある場合は早めの対応が一番ですね。

とはいっても、自分で薬を選んで飲んだり
家族や周りの人と過ごしていては大変危険なことになります。

きちんとした治療と隔離が必要となります。

デング熱の症状に治療は？

今現在は残念ながら
デング熱に対する特効薬はありません。

それでも、すぐに適切な医療で対処することが勧められています。

出血傾向を強める解熱剤などもあるので
自分で判断して薬を飲んだり使ったりすることは大変危険です。

病院ではアセトアミノフェンなどのデング熱にふさわしい
適切な薬を出してくれるので、
すぐに病院に行くことが必須ですね。

デング熱はデング熱にかかっている人を刺した蚊によって
他の人にも伝染していきます。

治療を受けるために病院に行くわけですが、
被害を大きくしない配慮は是非とも必要です。

病院の受付で、すぐにデング熱の疑いがあることを話し
診察までの時間は隔離してもらいましょう。

まとめ

デング熱の初期症状は突然の高熱が出ます。

自分の判断で治療するのではなく、
病院にすぐに行くことが大切です。

蚊によって周りの人に伝染しないように
配慮することは是非とも必要です。